Coharu's Blog

- Fumy Otegaru Memo Logger -

観た感想を書き綴っています。ネタバレもあるので「続きを読む」をポチしないように気をつけて下さい。

『エコー』

ドラマ『ホークアイ』(2021年)で初登場し、そのスピンオフとして聴覚障害者を主人公にした『エコー』
エコーは生まれつき耳が聞こえないが、それを補って余りある瞬間記憶能力と卓越した運動能力を備えている。
どんな相手の戦い方も目で捉えた動きを完璧にコピー出来る能力と一度見た外国語を読み書き出来る能力もあわせ持つ。
エコー役(マヤ・ロペス)は、自身も聴覚障害を持つアラクア・コックスが演じます。

『ホークアイ』を見ておさらいしておくのも良いが、『エコー』の第1話の前半に『ホークアイ』のまとめが出てるから観なくても分かると思う。
(ホークアイは全6話、エコーは全5話)


『ホークアイ』の話をまとめると、

ホークアイ(クリント・バートン)は長らく難聴を抱えていて小さな耳穴型補聴器を装用している。
エコーの父親は暗殺者ローニンに殺されて、ローニンを心底から憎んでいる。
ローニンの正体はホークアイだと知ったエコーは復讐にホークアイと戦います。
戦いの中、ホークアイの耳から外れた補聴器を足で踏みにじるエコー。
カッコイイですw(人様の補聴器を壊しちゃダメだが)

ホークアイ「怒りで判断力を失ってる」「俺に君の父親を殺させたのは君のボスだ」と“BOSS”の指文字を使って真実を明かす。
エコーは「嘘!」と驚く。
マフィアのボス、キングピンはエコーが幼い頃から色々助けてくれた父親のような存在。
私は騙されていたのか…とエコーは裏切られた気分で、難を逃れたキングピンを銃で撃ち抜く。
キングピンは死んだと思われたが…、生きてて『エコー』に登場します。
キングピンは屈強な不死身っぷりを見せつけたから、やっぱり、そう簡単には死なないと思ってた。

※ローニンの事を少し補足する。
ヒーローの姿を隠し、別人の振りをするためにローニンのコスチュームをまとっているから、ローニンは複数のヒーローによって使われる仮の姿です。畳む



ここから『エコー』のお話。

エコーの能力は先住民から受け継かれたものだった。

「先祖たちがこだま(エコー)して私たちに手を差し伸べてる」
「あなたは独りじゃない。あなたは私たちの一部で、私たちはあなたの一部なの。あなたの中をこだま(エコー)してる」

なるほど『エコー』の意味はそういうことだったのね!

キングピンはエコーの天才的な特殊能力に目をつけ、これが暗殺に活用できるのではないかと考えた。
しかし、冷酷なキングピンは、エコーに特別な想いがあるようで、エコーを殺せる機会がいくつかあったのに殺さなかった。
エコーを実の娘のように想っているのかも知れない。
その想いが分かるシーンがあった。

キングピンは手話を使えず、手話通訳を介さずコミュニケーションとれるように、あるものを作らせた。
コンタクトレンズを装着すると、エコーの視界にはキングピンの話した内容がバーチャル手話として映し出されるようになる。
ス・・・スゴイ!

※裏話※
手話できないキングピンのセリフがいつ終わったのか分からないため、工夫してあったようです。
シャツの中にバイブレーションを忍ばせて、彼のセリフが終わるとバイブレーションを鳴らして「自分の番だ」と知らせてもらっていたとエコー役を演じたアラクア・コックスが明かした。

キングピンに騙されていたとはいえ自分の行った罪を償うためには、それを上回る善行を重ねて行くしかないと考え、エコーはヒーローとなる決意を固めた。畳む


とても良かったから『エコー』の続編を熱望します!

#ドラマ
『 First Love 初恋 』

也英(やえ)は事故で逆行性健忘症になり、恋人の晴道のことも忘れてしまう。
晴道は時折、也英に手紙を送るが、也英の母親に手紙を隠されている。
也英を診てくれてる医師と付き合うようになる。
ずっと返事が来ないから、意を決して也英の所へ会いに行く晴道だったが、
也英の母親に「也英は赤ちゃんが出来て、もうすぐ結婚する」と告げられて今まで送った手紙を全部突っ返される。
ちょっと晴道に冷た過ぎない?
手紙は混乱を招くかも知れないけど、也英の母親の対応に腹が立った。

晴道は恋人が他の男と結婚してしまうという絶望を味わい、失意のままパイロットの道へと突き進みます。
一方、也英は医師と結婚するも、姑と折りが合わず離婚し、経済的な理由で子供の親権も失わざるを得なくなり、時々会える息子が心の支えで前向きに生きます。

20年の時を経て、也英と晴道は再会します。
再会してもやっぱり記憶が戻らない也英だったが、しだいに晴道を意識するようになる。
しかし、晴道は恒美という恋人がいる。

「恒美のツネは恒星のコウ 見上げればいつでもそこにいる星」

と口癖のように晴道に語りかける。
晴道はやっぱり也英を忘れられなくて、恒美に別れを切り出した時は

「恒美のツネは恒星のコウ 自分の力で光って輝く星」

あなたがいなくてもひとりでやっていけると・・・
素敵な女性だから次の恋は恒美を愛してくれる人と幸せになるといいな、そう願わずにいられなかった。

昔の記憶がないにも関わらず、也英に好きと言ってもらえて両想いになれたのに、記憶が戻ってない状況のままで結ばれる事を望まなかった晴道は別れを告げて海外へ行ってしまう。
恒美への罪悪感からなのか・・・?

宇多田ヒカルの「ファーストラブ」を聴いて昔の記憶が戻った。
すぐ晴道の所へ飛んで行きたかったが、2020年のコロナの影響で海外渡航できず、3年間足止めすることになった展開も絶妙でした。
3年後に海外で感動の再会を果たします。
也英の「晴道ー!」と呼ぶ声だけで記憶が完全に戻ったんだな、と悟った晴道。
2人は強く抱擁する。
よかったよ(´•̥ ω •̥` )畳む


時代が過去に戻ったり現代に切り替わって物語が進んでいたりと切り替わりが目まぐるしくて、ちょっと怠かったけど最後まで観て良かった!

そうそう、晴道の妹さんは聴覚障害を持っていて手話のシーンもありました!

#ドラマ
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